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【序幕】 第二場 大川端庚申塚の場(続き) それまでの様子を、上手側の駕籠から見ていた男が。 この男こそ、御家人崩れの悪党お坊吉三。演じるのは市川段治郎さん。 はぁ〜あ、相変わらずカッコいいなぁ(*^^*)凄みのある低い声が、オオウスぽくてステキ。 奪った百両を出せとお嬢に迫るお坊。最初は女の子ぶってシラを切ろうとするお嬢ですが、全てを見られていたと知って本性を現します。互いに名乗りあった二人は、百両の金と互いに吉三を名乗る意地から、ついに争いを始めます。 あぁお坊、そんなに動くと太股が!褌が!そんなに そういえば、さっき駕篭担ぎだった市川喜之助さんと市川猿若さんが後で捕手で出てくるのですが、このお二人もずいぶん太股を露出していたような…なんでしょう、おもだか太股祭りとか!?(違いますよ) しかし、この時お嬢が使っていた刀の正体にお坊が気づいていたなら…あぁ。 そこへ割って入ったのが、中村獅童さん扮する和尚吉三。吉祥院の所化崩れで今は盗賊と化している和尚は、自分の正体を明かしてお嬢とお坊の争いを止めます。 う・・・ん獅童さん、頑張ってるのはすごく伝わるのだけど・・・お嬢、お坊よりも兄貴格だっていう貫禄に欠けているような気がするのだけど。だからお嬢、お坊の喧嘩を止めるという構図にリアリティーが感じられないというか。まぁ、お嬢が玉三郎さんだから致し方ないのかな。 でも、それを考えると段治郎さんってすごいなぁ。玉三郎さんと並んでもオーラで圧倒されてないもの。この1年半くらい、ずっと主役級で大役を次々とこなしてきた、その経験ってやっぱり大きいんだなぁ、と強く感じた次第です。 偶然にも「吉三」が三人揃ったことに驚く一同。お坊の発案で三人は義兄弟の契りを交わします。契りの血杯、不味そう。 それにしても、ついさっきまで切り合いしてたのに、お坊変わり身早っ!淋しかったんだよね、きっと…。 お嬢とお坊は、争いの元となった百両を、和尚へ預けます。 【第二幕】 第一場 割下水伝吉内の場 夜鷹宿を営む伝吉の家で、夜鷹二人が争いをしています。仲裁に入るもう一人の夜鷹。これってさっきの三人吉三の争いの見立て?見得まで切ってるし…。 そこへ、前の晩から(お嬢に突き落とされて)行方のわからなくなっていたおとせを探しに行っていた妓夫の権次(市川猿四郎さん)が戻ってきますが、おとせの行方はわからないまま。 権次は仕方なく夜鷹たちを連れて商売に出て行きますが、ちょっと待ってあなたたち、そのままで商売に出る気?顔半分しか塗ってないじゃん!!それで「準備はできた」って…まさかあなたたちがそんなだから、おとせちゃんも商売に出ざるを得なくなったんじゃないでしょうね!?だとしたら哀れすぎるおとせちゃん…(だとしなくても十分に哀れですけどね) 夜鷹たちが出て行った後、市川寿猿さん演じる八百屋久兵衛に伴われたおとせが帰ってきます。おとせは久兵衛に助けられたのですが、久兵衛の息子が百両の金を預かったまま戻らないという連絡を受け、探しに行っていたので戻るのが遅くなった、と伝吉に告げます。この久兵衛の息子こそ、伝吉が助けた十三郎なのでした。 互いに互いの子供を助けた偶然に驚き喜ぶ一同。しかし肝心の百両は奪われたまま。そこで伝吉は、お金は自分たちで工面するから十三郎は自分の元に預けて欲しいと申し出ます。すると久兵衛は、実は十三郎は自分の本当の息子ではなく、拾った子供なのだと明かします。19年前、お七と名づけて女装で育てていた5歳の息子を拐かされ、その子を探すうちに法恩寺の門前で拾ったのが十三郎だとのこと。 久兵衛の話を聞いて内心驚く伝吉。19年前、法恩寺、まさか…。 一方、十三郎とおとせは互いに一目惚れの様子。 やがて久兵衛は帰り、十三郎とおとせも奥の部屋へ休みに行きます。 おとせ「奥で寝ながら話をいたしましょう♪」 十三郎「わ、私はまだ眠くはありませんっ(汗)」 うわ、おとせちゃんパパの前なのに積極的!そして照れる十三郎クンが何とも言えず可愛い♪ つーか止めろよオヤジ!親なら!! 事情知ったなら尚更さぁ…今なら傷も浅くてすんだろうに。 一人になった伝吉のところへ、和尚吉三がやってきます。 和尚は実は伝吉の息子(つまりおとせの兄)で、先ほどお嬢とお坊から預かった百両を、親孝行だと言って伝吉に渡しにきたのです。百両は喉から手が出るほど必要な伝吉ですが、日頃から悪い噂のある和尚の持ってきた金でもあり、故無き金は受け取れないとこれをつっぱね、和尚を追い返してしまいます。あ〜百両ぉ…。 つまらない意地張ってないで、もらっておけばよかったのに。そうしたら、ねぇ…。 和尚を追い返した伝吉は、こんな苦労をするのもかつての悪行の報いかと、一人語りを始めます。 最前の久兵衛の話からわかったこと…それは、十三郎とおとせが実は双子の兄妹だということ。 19年前に双子の兄妹が生まれたとき、双子は畜生腹だということで、娘のおとせは金にするために手元に残したものの、息子は法恩寺の門前に捨ててきた。それが十三郎だというのです。 また、その少し前に伝吉は、旧主より依頼を受け、安森源次兵衛から将軍家より預かっている名刀庚申丸を盗み出した。その帰り道、しつこく吠え掛かってくる犬がいたので庚申丸で斬り殺したが、この犬が孕み犬で、その後生まれた双子の兄妹には犬の斑のような痣があった。さては犬の呪いかと、伝吉は全てを妻に話したところ、妻は気が狂って身投げして死んでしまった。それ以来伝吉は改心し、川に流れ着く水死体を葬るようになったところ、やがて土座衛門伝吉と呼ばれるようになった…というのですが。 でも結局は娘は金にしたのね! そんな伝吉の一人語りを裏で聞いていた和尚は、仏壇にこっそり百両を置いてその場を立ち去ります。 その和尚と入れ替わりにやってきたのが、おとせに求婚しようとやってきた釜屋武兵衛。折しも仏壇の百両に気づいた伝吉は、和尚がやってきたものと勘違いして百両を投げつけるのですが、声で人違いと気づき、「ラッキー♪」とばかりに百両を拾って行った武兵衛を慌てて追いかけます。 伝吉さん、表に人がやってきたときは、まず相手を確認しましょうね! 第二場 本所お竹蔵の場 伝吉に追われ、本所お竹蔵まで逃げてきた武兵衛ですが、折悪しくあらわれたお坊吉三に百両を奪われてしまいます。ちょっと脅されてあっさり百両を渡す武兵衛、普通だけど小物。 その様子を物陰で窺っていた伝吉。百両を譲ってもらえないかと事情を話し、頭を下げて懇願するのですが、当然お坊に聞く耳など持つはずがありません。そればかりか、額の傷から昔悪党だったこともわかられてしまい、話を信じてすらもらえません。 額の傷って、今も昔も旧悪のステータスなのね。 百両を譲ってもらえないと知った伝吉は、昔の姿に戻って力ずくで奪い取ろうとするのですが、抜き身持ってるお坊に丸腰で挑もうなんて無理よ!しかもアナタ昔と違ってジジイなんだから!あ〜、ほら斬られた!! 旧悪の報いかもしれないけど、何だか哀れ…。 伝吉を殺したお坊はその場を立ち去りますが、その際に吉の字菱の小柄を落としてしまいます。 そこへ伝吉の行方を捜している十三郎とおとせがやってきて、伝吉の死骸に気づきます。 死骸に取りすがり、嘆き悲しむおとせ。昔はどうあれ、おとせちゃんにとってはたった一人のよいお父さんだったのでしょうから・・・。(たとえ夜鷹にされたとしても) 一方十三郎は、重要な証拠物件の小柄を拾います。闇の中でそれに気づき、一瞬どきりとするお坊ですが、すぐに気を取り直し、何事も無かったかのように闇の中に逃げ去って行きます。 |
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太股
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「太股」ブログリスト 2005/09/30 05:58 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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気がつけば、着物の柄も、吉の字だったんですね。帯は、ほとんど博多帯でしたね。伝吉さんが、大きな声で、一人語りするのは、不思議。普通、相手もなく、大きな声で話さないとおもいます。なくなった奥様に、語っているふうでもなかった。妓夫の猿四郎様は、11月船弁慶に御出演です。 |
ブラッキー 2005/09/30 16:04 |
ふっ、ふっふふ、太股祭〜♪(爆)バンバンヽ(^。^)ノおかしすぎ!! |
愛ゴンのママ 2005/09/30 21:25 |
春猿さんの美脚と同じくらい、駕舁の喜之助さん猿若さんもすばらしい美脚でしたね〜!って、かっこよくキレイにきまっていたトンボよりも、美脚優先なのですか(>_<)大詰ですごかったのを、たっぷり書いてくださいね(^-^) |
秋喜 2005/09/30 22:41 |
カウンターすごいことになってますね! |
秋喜 2005/09/30 22:43 |
>ブラッキーさん |
みわこ 2005/10/01 23:04 |
そういえば、伝吉を探しにきたおとせと十三郎って、手をつないでなかった?ラブラブだなぁ〜お似合いだなぁ〜って思ったの(^-^)春猿さん、段治郎さんが相手役だとなぜか艶っぽい色っぽいイメージが強いけれど、笑三郎さんが相手役だと清純な可愛らしいイメージが・・・。どちらも大好きなんですけどね〜!今年はもうどちらともご一緒のところを拝見できないのが残念です。 |
秋喜 2005/10/02 11:42 |
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